
COMOSS JAPAN ブランドショールームが正式オープン、日本に製造拠点を構築へ
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COMOSSグループの日本法人であるCOMOSS電子株式会社は、東京都昭島市に新オフィスおよびブランドショールームを開設し、稼働を開始したことを発表いたします。この拠点は、将来的にオフィス運営、製品展示、スマートファクトリー、倉庫、従業員寮を統合し、COMOSSグループが日本市場を深く開拓・発展させるための基盤となります。
今年8月に新設されたブランド体験ゾーンは、日常のオフィス空間としてだけでなく、COMOSSのマシンビジョンケーブル全製品と多岐にわたる電子接続ソリューションを展示しています。長距離(ロングホール)ケーブル、クリーンルーム用ケーブルソリューション、LPM(低圧成形)防水プロセス応用サンプルなどをご覧いただくことで、お客様はCOMOSS製品の特長と品質を深く理解し、実際に体験することができます。
COMOSSブランドショールームは、今年9月には4組のVIP顧客を招き、先行体験会を実施しました。当グループの最高技術責任者(CTO)が、各VIP顧客の関心製品に合わせてソリューションの詳細と優位性を説明し、カスタマイズケーブルアセンブリの新製品を紹介しました。これには、半導体業界で需要が急増しているクリーンルーム用ケーブルソリューションや、お客様の現場設備設置ニーズに基づき設計されたマルチポートケーブルソリューションなどが含まれます。この取り組みは、COMOSSが持つエンジニアリングと製造を統合する能力と、日本市場に深く根差すという決意を示すものとなりました。
統合型「オフィス・工場」計画:台北のスマートファクトリー技術を来年全面導入
新施設は「オフィス・工場一体型」の計画を採用しています。既に稼働している2階のオフィスおよび展示エリアに加え、1階は製造工場エリアとして運用されます。COMOSSは、台北のスマートファクトリーが持つリーンなデジタル化と人と機械の協働という特長を全面的に移転・導入し、高効率かつ高品質なMade in Japanの製造力を実現することで、日本のお客様に迅速なサービスを提供することを目指します。これにより、製品納期の効率向上と特注プロジェクトでの連携を推進し、日本のマシンビジョン産業チェーンにおけるCOMOSSの重要な位置づけをさらに強化します。
段階的稼働:製造設備は年内搬入、来年中に全施設が完成予定
新拠点の稼働は段階的に進められます。オフィスエリアと展示ゾーンの稼働に続き、製造設備は今年末までに工場エリアへ搬入される予定です。施設全体は来年中にすべて完成し、本格的に稼働する見込みです。COMOSS JAPANは、全施設が整った際にすべての業界パートナーおよびお客様をお迎えし、COMOSSの幅広い電子接続ソリューションと厳格な品質をご体験いただけることを楽しみにしています。